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『転職35歳限界説』は崩壊?増加するミドル・シニアの転職

「転職ができるのは35歳まで。
 35歳を超えると転職の難易度は急激に上がる」


かつて転職市場において、囁かれていた定説です。

事実、求人広告の年齢制限表記が自由だった頃
(※現在は一部例外を除いて禁止)は、応募資格に
「35歳まで」と書かれているのを数多く目にしたものです。

しかし近年、そんな定説が徐々に崩壊しつつあるようです。
週刊東洋経済(1/25号)やAERA(2/10号)の特集記事では
それぞれ「崩れ始めた35歳限界説」「35歳限界説は崩壊? 
転職の新たな流れとは」と題して35歳以上の転職が活発化して
いることにフォーカスを当てています。

転職サービス「DODA(デューダ」の調査によると
転職成功者の平均年齢は右肩上がりで 過去最高の31.3 歳となり、
2007 年より2.4 歳も上昇
したとのこと。全体における年代比率も
2007年にくらべ、「25~29 歳」(49.2%→40.3%)の割合が減少し、
「35~40 歳」(8.0%→14.3%)、「40 歳以上」(2.5%→9.3%)が
大きく伸びています。

なぜ、以前は難しいと考えられていた35歳以上の転職が活発化しつつ
あるのでしょうか。





転職マーケットの環境変化が促す『転職35歳限界説』の崩壊

年代別就業人口の推移にそのヒントがありそうです。
15~35歳の就業人口は2003年に2037万人だったのですが、
2013年には1655万人、なんと約20%も減少しているのです。(総務省統計調べ)

年代別就業者

日本全体の就業者数については微減(6316万人/2003年→6311万人/2013年)
ので、裏を返せば、それだけ35歳以上のミドル~シニア層の労働人口がぶ厚く
なっているということ。

そうなると、企業がいくら「若手でポテンシャルの高い人材を採用したい」と
いっても、若手人材の絶対数が少ないゆえに採用難易度は跳ね上がります。
特に35歳前後のビジネスパーソンは、就職氷河期にあたった世代ですから、
非正規雇用に甘んじていた方も少なくない。しっかり就業経験を積んで、
年齢相応のビジネススキル、マネジメント経験などを身に付けている人材の比率は、
他の世代と比べても少ないと考えられます。

結果的に、企業は優秀な人材を採用するためには「年齢」という条件を緩和せざるを
得ないという状況になっているのではないでしょうか。

そもそもなぜ日本国内の転職現場において、企業が年齢を重視してきたのかといえば、
年功序列制度の会社の仕組みを円滑に運営していくために他なりません。
そもそも中途で入ってきた人材の給与テーブル自体が存在しなかったり、
「年上の部下を持ちたくない」(その逆もしかり)という心情はわからないではありません。
しかし、そのような体制、考え方ではグローバル化が進む市場で生き残っていくことは
難しくなっていくでしょう。

年齢に関わらず、適材適所で優秀な人材を活用する。
今回の35歳以上の転職市場活性化は、環境要因に押されての変化ではありますが、
日本の企業にとっていい刺激となるのではないでしょうか。

転職を考えられているミドル層の方は、最初から諦めることなく、
新しい活躍フィールドを探してみてはいかがでしょう。

テーマ : 転職活動
ジャンル : 就職・お仕事

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Chibinowa

Author:Chibinowa
大手転職サイトで数百本の求人広告を制作。乳牛飼育スタッフから外資系ITコンサルまで、幅広い業界・職種の求人広告を担当。ものづくりエンジニアの話を聞くのが好き。ブラック企業評論家。
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