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残業手当、昇給、賞与も要チェック! 給与欄の見方

前回の記事≪年収例 1000万円以上! ※但し成績上位5%に限る≫を見て、
「年収例がいい加減なら、入社するまで給与がいくらになるかわからないの?」と思われた方。

まったく支給総額の目処が立たないか、と言えばそうではありません。
典型的な給与表記を取り上げて解説してみます。

【給与表記例】
月給 20万円以上
年収例 400万円/入社5年目 28歳


こう表記されている場合、月20万円以上もらえることは間違いありません。

多くの転職サイトでは、求職者に対して
「最低限、いくら支給するか」を明記することを義務付けられているので、
転職サイト側としても最低支給額は掲載企業にしっかり確認を取っているはずです。

ちなみに、最低支給額とは全員一律で必ず支給される金額であり、
残業手当や家族手当などの諸手当は除きます。

年収例はこれら諸手当を含めて記載する場合が多いので、
基本給が同じでも、手当や賞与が手厚い会社とそうでない会社でかなりの違いが出てきます。


求人広告で給与の目処を付ける場合は最低支給金額をベースとして
そこから、賞与や各種手当などがいくら上積みできそうかを、しっかり見ていくことが大切です。



【給与表記に関するチェックポイント】

◎給与欄の給与制度(月給制or年俸制)における支給保証金額の確認
→年俸制の場合、月当たりの支給額がいくらになるのかをチェック。

◎賞与の有無と制度の確認
→賞与の支給回数を確認。支給実績(●ヶ月分など)詳細に記載されていればベター
 業績連動賞与は業績が悪化すればすぐにカットされます。
 近年、賞与のない企業も多いので基本給の高さに目を眩まされないでください。

◎各種手当について
→残業手当、通勤手当、住宅手当など。手当については企業によって大きく違いが出ます。
 通勤手当は支給限度額が決まっている場合があるので気を付けてください。

◎残業手当について
→重要な条件にもかかわらず、求人広告上では曖昧になっていることが多い項目です。
 裁量労働制やみなし残業制で残業手当そのものがない企業がある一方で、
 大手企業では残業手当は「当然あるもの」として待遇欄に記載していない企業も少なくありません。
 自身で個別企業についてしっかり調べるほか、内定時の待遇確認の際にしっかり確認しましょう。

◎昇給について
→近年は定期昇給のない企業が増えています。
 昇給ではなく給与改定と記載している企業も多くなりました。
 「給与改定」とは給与UPだけでなく、下がる可能性も大いにある制度なので注意してください。
 ブラック企業の雄、●通信系列の企業は年12回の給与改定があるそうです…



以上、給与に関連する項目のチェックポイントをピックアップしてみました。
とはいえ、求人広告における給与情報はあくまで目安と考えておいたほうがいいでしょう。
ネットなどを活用して個別企業の情報収集をするのはもちろん、
内定時には給与待遇を書面でもらうなどしてしっかり確認し、納得いく転職をしてください!

※明らかな虚偽表記、誇大表記がある場合は転職サイトの運営企業や
 ハローワ-クなどに相談しましょう。





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ジャンル : 就職・お仕事

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拝読した感想と虚偽求人の現状

はじめまして。拝読しましたが、非常に勉強になります。有難うございます。

ただ、個人的な体験を述べさせていただくと、虚偽記載をハローワークに申告しても、
何の法的拘束力もない注意の電話を入れるだけで、その後も素知らぬ顔で全く同じ条件で求人をかけていたことが今までに2回ありました。(余計なことをしやがってと職員に陰で悪口を言われていた節も)

リクルート社の某求人サイトも同様で、違法ということを知り、業界団体にも相談して違法ということを再確認した上で
リクルート社に通告したのですが言い訳だらけの謝罪ともいえないメールが届きました。
その後も同じ会社が求人をかけていたのにはさすがに呆れました。

現状では、泣き寝入りするしかないという無法に近い状態のようです。

Re: 拝読した感想と虚偽求人の現状

コメントありがとうございます!

残念ですが、虚偽広告が改善されない実態は私も体験しています。
そもそも虚偽広告をするような企業は一般的なモラルを備えていない場合が多く、
さまざまなへ理屈やゴネで自分たちの主張を通そうとしてきます。
特にこの景況化では掲載クライアント側の立場が強くなり、転職サイト運営企業が
クライアントの主張を呑まざるを得ない状況が多いのではないかと察します。

とはいえ、求職者側としてすべきことは泣き寝入りせず、しかるべき方面に
相談をすることだと思います。

ハローワークに関しては、中には心ある(?)担当者もいらっしゃり、
相談に来られた求職者の方に、問題のある企業についての情報を共有する、
ということも実際行われています。

ちなみに求人広告の相談に関しては、社団法人全国求人情報協会 でも受け付けております。
外部からの苦情が多くなれば、運営企業としても看過しずらくなるのではないでしょうか。

No title

こんにちは、ちょくちょく見させて頂いてます。

この前面接に行き、試用期間終了後の給料が全然違いました。
求人には16万〜+成果給と書いてあったのに
実際話しを聞くと、10万+成果給からでした。
勤務時間等が違うのは、よくありましたが
給料が違うのは初めてで、さすがに6万も違うんでちょっとムカつきました。
わざわざ高い交通費を払って行ったのに、10万と分かってたなら
最初から行きませんでした。
しかも交通費込みの金額で、さすがに腹がたって断りました。
給料ぐらいは正直に書いて欲しいと思いましたね

企業側は詐称してばっかで、何か不公平を感じます。


Re: No title

>>ムッキーさん

コメントありがとうございます!
かなり悪質な企業に当ってしまいましたね…
大手求人広告では広告担当者がその事実を知った上で
掲載しているということはないと思うので、
広告会社へのクレームを入れたほうがいいかと思います。

あまりに悪質な企業は掲載停止になることもありますが、
広告会社の対応が鈍い場合は第三者機関への報告が
効果的な場合もあります。

内定取り消しの問題もそうですが、悪質な企業は公開するなり、
罰則があってしかるべきだと私も思います…
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プロフィール

Chibinowa

Author:Chibinowa
大手転職サイトで数百本の求人広告を制作。乳牛飼育スタッフから外資系ITコンサルまで、幅広い業界・職種の求人広告を担当。ものづくりエンジニアの話を聞くのが好き。ブラック企業評論家。
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